Polio Eradication News==============

ポリオプラス通信 ~ポリオのない世界へ
第45号 2024.3.15

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国際ロータリー第2750地区ロータリー財団委員会に
所属するポリオプラス委員会の新たな試みとして、
毎月15日にメールマガジンを発行することにしました。
国際ロータリーの最優先事項はポリオ(小児麻痺)
根絶です。
多くの方たちにポリオの現状とこれまでの活動を知って
頂きたく、情報発信します。

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皆さん、こんにちは。
先日財団室NEWSを読んでいると、日本政府が、
パキスタンにおけるポリオ根絶事業支援のため、
UNICEFに5億1,600万円の無償資金協力を実施した
という記事が目に入りました。

この資金を使って、2024年にポリオ予防接種
キャンペーンに2,100万回分のワクチンが調達される
というのです。

今ポリオの常在国はパキスタンとアフガニスタン
です。まずパキスタンにワクチン供与することで、
ポリオを根絶しようという試みは理にかなっている
と考えます。

とは言え、パキスタンのカラチなど都市部ではワク
チン投与するワーカーの皆さんが活動できますが、
アフガニスタンとの国境に近い山岳地帯では、
まだ部族間闘争が続いていて、ワーカーたちが入り
づらい状況が続いています。
実際にポリオ罹患者はこの地域で発症している
ケースが多いため、この地域でのワクチン接種率を
あげることが重要です。

数年前から日本のチームがワクチン投与をするため
にパキスタンに行っています。
中々過酷な体験のようですが、日本チームのメンバー
がパキスタンでのワクチン投与体験を自クラブ、
地区などで講演することで、私たちはリアルにパキ
スタンの現状を知ることができます。
これは日本のロータリアンに対して、まだポリオは
根絶されていないのだという重要なメッセージになります。

UNICEFパキスタン事務所のメリッサ・コーカムさん
はこう言います。「(パキスタンにおける)昨年の
罹患者数が6件というのは多すぎます。それは6人の
子どもたちが生涯にわたってポリオの影響を受け
続けるということなのです。」(ユニセフHPより抜粋)

一刻の猶予もありません。私たちは子どもたちの命
を守るため、ポリオ根絶を成し遂げるため着実に
前進すると、子どもたちと約束しました。
今こそ、その約束を果たす時です。

ポリオ根絶まで、本当にあと少しです。

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〈ポリオクイズコーナー〉
これまでの活動や現状をクイズ形式で
お伝えするコーナーです。

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《問題》
あるところにポリオ研究所(Polio Regional Reference
Laboratory、略称 RRL)があります。
その場所は以下のうちどこにあるでしょうか?

A. イギリス
B. エジプト
C. ウガンダ










《答え》
正解はB. エジプトです。こちらには最新のポリオの研究がされています。
A .イギリス、C.ウガンダは共にロータリー平和センターがある場所です。
日本を含め7か所にあります。

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【ポリオ罹患者数】
2024年3月5日現在の野生株のポリオ罹患者状況は
以下の通りです。

パキスタン   0名
アフガニスタン 0名
モザンピーク  0名
合 計    0名

3月5日現在、ポリオ罹患者数は0です。
2024年を0に抑え、その後2年間0の場合、野生型
ポリオ根絶宣言をする可能性が高いです。根絶宣言まで
罹患者数0を目指して行動しましょう。
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【編集後記】

ポリオプラス通信を読んで頂きありがとうございます。
先日インドにいる大森シェフから大手財閥の
リライアンスグループの創業者アンバニ家の結婚式
プレパーティーにパン製造の依頼がありましたと
連絡をもらいました。

ついては1週間後にグジャラートまで来てパンを
5日間毎日1200個製造して欲しいと言うのです。
どうしますかと聞かれたので、インド人にIrohaが
知られる絶好のチャンスですから店を閉めて
行きましょうと答えました。

このプレパーティーはインドだけでなく今年
アジアで最も有名な結婚式の一つになります。

インド人にとって誰でも知っている財閥であり、
メタのマーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツ
といった国内外のVIPも多く来たそうです。

製造2日目に主催者であるアンバニ家のお抱え
料理人がやってきて、Irohaのパンを試食し、
5種類のパンを20個ずつ合計100個別に製造し
て欲しいと依頼されました。
どうもアンバニ家とVIPに提供されたようです。

パンを食べた感想は聞けませんでしたが、
パーティーでは、メロンパンやあんぱんが好評
だったとの報告を受けました。
私はプロモーションのために急遽インドに行き
ましたが、ホテルも取ることができず、結局
キッチンスタッフと同じ宿に泊まり、夕方5時に
キッチンへ行き、朝6時までパンの製造の手伝いを
していました。

この出張に伴い、私は貢献とパワーの源である
という言葉を創りました。どんな状況環境で
あっても、美味しいクオリティの高いパンを提供
することで貢献し、諦めや恐れといったものとは
関係なく、常にパワーの源泉であろうと考えたのです。

スタッフたち10人が現地入りする前から、製造を
依頼してきたエージェントと行き違いやコミュニ
ケーション不足によるトラブルがありました。

担当マネージャーは時間もない中、原材料の調達
から冷蔵車の手配など、本当によくやってくれま
した。キッチンスタッフも、働く時間が昼から夜に
シフトしても、誰一人文句を言わずに美味しいパン
を作り続けてくれたことに感謝しています。
そして、このメンバーを10年かけて作り上げた
大森シェフに心から御礼と承認をしたいと思います。

私たちが来た時、ロンドンからは3名のパテシエが
来ていました。
原材料も全く用意されず、使用できるキッチンも
なく呆然としている中、Irohaの原材料を分けて、
仕事ができるよう全面的にバックアップしました。
困っている時にはお互い様で、助け合うことが
できるスタッフたちを誇りに思います。

結局ロンドンチームは思い描いたお菓子を作ること
ができず帰国しましたが、最後に我々スタッフと
何度も写真を撮って帰って行きました。

どこかでまた、彼らと会えたらいいなあと思い
ながら、私たちにとっても良い思い出になりました。

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最後に・・・
このメールマガジンが、ポリオ根絶を成し遂げる情報共有の
場ともなるよう、読者の皆さんとともに歩んでいきたいと
思います。
ぜひ皆さんのご意見・ご感想をお聞かせください。
また、お知り合いの方たちへもこのメールマガジンをご紹介
頂けたら幸いです。
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