第2750地区 戦略計画(2021-2024)

1, 地区戦略計画の目的

地区は、複数年の戦略計画を立てることで、地区内のロータリークラブ(以下「クラブ」)に対する、継続的、効果的支援を行う。同時に、地区戦略計画を示すことで、地区内のクラブにそれぞれの戦略計画立案と行動の推進を促す。
 

2, 国際ロータリー第2750地区ビジョン

地区は、地区内のクラブが地域社会、グローバル社会において持続的な良い変化をもたらす行動ができるよう支援する。

〈留意点〉

  • ・ロータリーの理念、目的を理解し、ロータリーのルールを守ること
  • ・歴史と伝統を大切にしつつ、時代に沿った活動をすること
  • ・個性あるビジョン、多様性と活気にあふれるダイナミズムを持つこと

3, 国際ロータリー第2750地区行動指針

地区は、

  • ・クラブが、職業分類、男女比、年代などを考慮して、活力と多様性のある会員構成を維持し参加者の基盤を強化することを支援する。
  • ・クラブが、公共イメージを向上維持するために、地域社会や世界に良い変化をもたらすべく5つの中核的価値観をベースに行動の指針とすることを奨励する。
  • ・クラブが、他団体との協力を含め国際社会及び地域社会のニーズに合った奉仕活動を行うことを奨励しより多くの参加者の積極的な関わりを促す。

4, 「クラブ戦略計画」の立案、推進

地区はクラブが時代の変化を見据えたクラブのビジョンと、その実現に向けた優先事項の設定及び目標を定めるために、「クラブ戦略計画」の立案と行動の推進を促す。

  • 会員基盤強化の支援
    地区として、地区の会員基盤強化のため(2024年6月末日までの)会員数5000人を目標とする。なお、クラブの実情を踏まえて年度毎のクラブ会員増強案を策定する。
  • 会員維持の重要性の認識
    地区として、地区主催の新会員セミナー、オリエンテーションを実施する。
  • 会員の多様性、公平さ、開放性
    地区として、会員の多様性、公平さ、開放性を最優先し、女性会員及び40歳未満の会員が入会しやすい環境つくりを目指す。
    なお、女性会員の割合は30%、40歳未満会員の割合は10%を目標とする。
  • 奉仕活動の増加
    地区として、グローバル補助金を使ったクラブの奉仕プロジェクトに対しDDF(地区財団活動資金)を活用して支援する。
  • 公共イメージと認知度の向上
    地区として、クラブがホームページ、SNS、イベントなどを活用して、世界を変える行動人としてのロータリーの認知度向上活動を実施するための支援をする。
  • ロータリー財団、米山記念奨学会への寄付
    地区として、寄付が未来への大きな投資であるとの理解促進を図り、リーディング地区にふさわしい寄付金の維持が出来るようクラブに理解してもらう努力をする。