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ポリオプラス通信 第30号

2022年12月19日(月)

ポリオ根絶に向けた最新情報をお届けしますので、そちらを例会等周りの方たちに情報共有して頂ければと思います。
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Polio Eradication News===============

ポリオプラス通信 ~ポリオのない世界へ
第30号 2022.12.15

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国際ロータリー第2750地区ロータリー財団委員会に
所属するポリオプラス委員会の新たな試みとして、
毎月15日にメールマガジンを発行することにしました。
国際ロータリーの最優先事項はポリオ(小児麻痺)根絶です。
多くの方たちにポリオの現状とこれまでの活動を知って頂きたいと思い、
情報発信します。

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皆さん、こんにちは。
12月に入って、一段と寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

「荒野に希望の灯をともす」という中村哲氏のドキュメンタリー映画を観たことは
ポリオプラス通信第26号
(https://rid2750.org/news/1617/)に書きました。

この映画は12月まで5ヶ月のロングラン上映していましたが、
いよいよ終了するということで、再び鑑賞しに行きました。

上映後に谷津賢二監督が中村哲氏について話をしてくれました。
用水路が完成した後のある日、雨が降り鉄砲水が用水路を伝って、
村まで押し寄せて来て、このままでは村に影響が及ぼすと判断した中村医師は、
ため池を決壊させ水を違う方向へ誘導することを決めたそうです。

中村医師が自らブルドーザーを運転しようとすると、
村人たちは危ないからやめてほしいと止めると、彼は今やらなかったら、
村が壊滅する。私は死んでも構わないと言って水の中に入ってブルドーザーを運転し、
見事にため池を決壊させ、村は無事だったそうです。

2019年に凶弾に倒れて亡くなりますが、今でも一緒に働いていた
スタッフたちが用水路を築いて中村氏の遺志を継ぎ、
活動していると聞き、涙が溢れてきました。

中村氏が活動していたペシャワールの会という支援団体に
今も多くの寄付が集まっていることを見ると、覚悟を持って生き抜いた中村氏の遺志は
今も多くの人々に影響を与えているのだと伝わってきます。

私たちもポリオ根絶を表明して37年になります。
今年は罹患者が30名ほどになりましたが、まだ根絶に至っていません。
その間に亡くなられた方たちが大勢いますが、その想いを私たちが引き継ぎ、
最後の一押しの決意を新たにしました。

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【ポリオ罹患者数】

2022年12月6日現在の野生株のポリオ罹患状況は
以下の通りです。

パキスタン   20名
アフガニスタン 2名
モザンピーク  8名
合 計  30名

ここ1ヶ月ほどポリオ罹患者数は30名と変わりません。
3年間罹患者数が0だと、根絶宣言がなされる可能性が出てきます。
このまま今年を終えることができると、3年後の根絶宣言につながります。
この数字に注目していきましょう。

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【ポリオ根絶支援企業募集のご報告】

毎年国際ロータリー第2750地区では、ポリオ根絶支援企業の募集を
11月末までお願いしていました。
その結果は以下の通りです。
26クラブから100社128口、合計640万円のご寄付を頂きました。

支援企業の募集としては過去最高の寄付額です。
ご協力を頂き、誠にありがとうございました。
皆様の浄財を大切に利用させて頂きます。

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【編集後記】

ポリオプラス通信を読んで頂きありがとうございます。
さて、先日インド出張に行ってきました。
久しぶりにインドに行きましたが、インドはもうコロナ禍という雰囲気はなく、
私がいた街クルガオン(デリー近郊の都市)は活気が戻ってきています。
欧米のようなインフレもなく、コロナ禍で滞っていた経済が動き始めたように感じます。

そういう中で、Iroha(私がインドで経営している日本のベーカリー)で
6年勤務していたスタッフが突然辞めたいと言ってきました。
理由は様々でしたが、Irohaに長く貢献してくれ、信頼していたスタッフでもあり、
引き止めようかと思いましたが、自分はなぜIrohaを始めたのかをもう一度思い返しました。

「お客様が和み癒される場を提供する」ことと同時に、
「スタッフが幸せである場」を創ろうと思ったからです。
彼がIrohaを離れる選択をしたことは、大きな葛藤もあり、
簡単ではなかったと思います。

それが彼の幸せにつながるなら、自分の感情や思いは脇に置いて、
送り出そうと私は考えました。
最後にそのスタッフと話をしました。

「あなたが去るのは悲しいし、残念だ。でも、あなたが幸せなら、私も幸せだ。
もし、幸せでないと感じたら、いつでもIrohaに戻ってほしい。ウェルカムするよ」と。

彼は、「ボス(私はスタッフたちからそう呼ばれています)は自分にとって
いつまでもボスだ。だから何かあったら連絡してください。」と言って
目を潤ませていました。
こちらも泣きそうになりましたが、お互いに笑って握手をしました。

彼の幸せを願って送り出すことができたことに感謝がありました。

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最後に・・・
このメールマガジンが、ポリオ根絶を成し遂げる情報共有の場ともなるよう、
読者の皆さんとともに歩んでいきたいと思います。
ぜひ皆さんのご意見・ご感想をお聞かせください。
また、お知り合いの方たちへもこのメールマガジンをご紹介頂けたら幸いです。

アーカイブはこちらからご覧ください。
https://rid2750.org/news/

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発行責任者 柳 邦明
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