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ポリオプラス通信 第25号

2022年07月15日(金)

ポリオ根絶に向けた最新情報をお届けしますので、そちらを例会等周りの方たちに情報共有して頂ければと思います。
毎月発行されますので、メールマガジンへの登録をおススメ致します。
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2022/07/15発行メールマガジン

Polio Eradication News==============

ポリオプラス通信 ~ポリオのない世界へ
第25号 2022.7.15

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国際ロータリー第2750地区ロータリー財団委員会に
所属するポリオプラス委員会の新たな試みとして、
毎月15日にメールマガジンを発行することにしました。
国際ロータリーの最優先事項はポリオ(小児麻痺)根絶です。
多くの方たちにポリオの現状とこれまでの活動を知って頂きたいと思い、

情報発信します。

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皆さん、こんにちは。

例年より早く梅雨が明け、真夏日が続いていますが、
皆さんいかがお過ごしですか。

ロータリークラブは7月から新しい年度に入りました。
今年度もポリオ根絶が少しでも早まることを意図して
メールマガジンを通じて情報発信していきたいと思います。
先日「楽道」という記事に目が留まりました。

楽をすると聞くと手を抜く、あるいは気が安まるといった
イメージを思い浮かべますが、そうではないと筆者の
横田南嶺老師は言います。

辛く苦しいことでも一所懸命にやっていると、
それが楽になるということがあると。

「・・・大事なことは、楽をしようとせず、根気よく、
あきらめずに勤めていることだ。やり続けていると、
ふっと楽になるものだ」
この記事を読んだのは、インド出張の最中でした。

私は10年ほど前から、インドでパンやスイーツの
製造販売をする店を経営しています。

今回の出張では、その店を新しいショッピングモールへ
移転し、オープンさせることが目的でした。

店は6月末までにオープンできるよう内装などの準備を
終えましたが、肝心のショッピングモールの設備が
間に合いません。

挙句に雨季に入り土砂降りの雨が降ると、
以前漏水していた箇所から再び漏水しました。

とてもオープンできるような状況ではなく、
もう出店を取り止めようかとも思いました。

その物件のオーナーと、ギリギリの交渉をしている時のことです。
これまで店を何とかオープンすることばかり考えていましたが、
店に来るお客様がいつ新しい店はオープンするのかと聞かれるたびに
楽しみにしている様子を感じていることを思い出しました。

すると、これまで大変だと思っていた交渉に対し、
肩の力が抜け、ゆっくりと次のように話しました。

「この新しいショッピングモールへ店が移転することを
何よりも楽しみにしているのはお客さまです。

そのお客様に、最高のサービスでもてなし、喜んでほしい。

店を移転してよかったと思ってほしい。

そのために内装を施し、映像を制作して、オープン日を迎える準備を
したにもかかわらず、未だに店を移転することができない。

オーナーのあなたも悪くない。私も悪くない。

ではどうしますか?」
今まで言い訳ばかりしていたオーナーの目の色が変わりました。
そして彼はこう言いました。

「これまでの設備に関する不備について、私が直接管理会社に交渉するから
時間がほしい。全てが解決しクリアになってから、
2週間(移転準備する期間)後からの賃料発生でいい。」
最悪の状況から最善の応えを導くことができました。

記事の中で、唐代の禅僧懶さん(らんさん)が書いた
「楽道歌」に、「大切なものが外にあると信じて探して
いるような者は愚か者だ」という一節があるそうです。

そして南嶺老師はこう綴ります。

「普段行っていることを楽しめるようになると、その楽しみは尽きることがない。
(中略)なにごとも楽しむことができるようになれば、自ずと道は開かれるものだ。」

辛い、大変だと思っても、愚直に一所懸命やっていると、ふっと楽になる時がある。

すると道は開かれるという私自らの体験でした。

翻ってポリオの現状を見ると、今年は昨年に比べて発症者数が増えています。

国際ロータリーが1985年にポリオプラス・プログラムを始めてから37年が経ちますが、
未だに根絶できていません。

まだ寄付活動を続けるのか、他に資金を回したらどうかと様々なご意見を頂きます。

ここであきらめるのではなく、今こそ愚直に真摯に活動し続けることによって
『ポリオ根絶活動している私たちが楽しんでいる』ことができるようになれば、
根絶への道が開けるのではないでしょうか。

今年度も肩の力を抜いて、楽しんでいこうと思います。

ポリオ根絶まで、「あと少し」です。

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〈ポリオクイズコーナー〉
これまでの活動や現状をクイズ形式で
お伝えするコーナーです。

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《問題》

昨年11月にアフリカのマラウィで見つかった野生株は
どこの国に由来するポリオだったのでしょうか?
A. モザンビーク
B. パキスタン
C. アフガニスタン










《答え》

正解はB.パキスタンです。

パキスタン由来の野生株のポリオウィルスと判明したため、
アフリカでのポリオ根絶は維持されました。

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【ポリオ罹患者数】
2022年7月5日現在
2022年の野生株のポリオ罹患状況は以下の通りです。

パキスタン 11名
アフガニスタン 1名
モザンピーク 1名
合 計 13名

ここ数ヶ月パキスタンのポリオ罹患者が増えて
いましたが、今回はパキスタン、アフガニスタン共に
変化なしでした。このまま推移してほしいと思います。

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【編集後記】

ポリオプラス通信を読んで頂きありがとうございます。
今インドでこのメールマガジンを書いています。

その間に安倍元首相が暗殺されるというショッキングなニュースが飛び込んできました。
インドでは、モディ首相が何度もTwitterに投稿し、
主要新聞各社は一面トップで事件を伝えていました。

安倍元首相の政治活動について、賛否両論で様々な見方がされていますが、
どうであっても選挙応援の演説中に殺害されることは、あってはならないことです。

たとえ誰かを殺害しても、民主主義の世界がなくなる訳ではなく、
何かが変わる訳でもありません。

短絡的で身勝手な犯行と言わざるを得ません。

嫌なものを排除するのではなく、全てを受け入れて
その上で何が可能なのかを創作することが私たちの役割ではないでしょうか。

愛の反対は憎しみではなく、無関心であるマザーテレサの言葉ですが、
私たちの無関心が犯人を犯人たらしめてしまったのかもしれません。

全ての世界を受け入れて、分かち合う。

私たちがそのように生きることができたら、
戦争や略奪、自分さえ良ければいいという身勝手な振る舞いは
無くなるのではないでしょうか。

安倍元首相のご冥福を心よりお祈り致します。

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最後に・・・
このメールマガジンが、ポリオ根絶を成し遂げる情報共有の場ともなるよう、
読者の皆さんとともに歩んでいきたいと思います。

ぜひ皆さんのご意見・ご感想をお聞かせください。

また、お知り合いの方たちへもこのメールマガジンをご紹介ください。

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○メールマガジン「ポリオプラス通信~ポリオのない世界へ」
発行責任者 柳 邦明
国際ロータリー 第2750地区 ロータリー財団
ポリオプラス委員会
polioplus2750@gmail.com
アドレス変更・解除は
https://www.mag2.com/m/0001692155
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