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Polio Eradication News==============
ポリオプラス通信 ~ポリオのない世界へ
第34号 2023.4.15
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国際ロータリー第2750地区ロータリー財団委員会に
所属するポリオプラス委員会の新たな試みとして、
毎月15日にメールマガジンを発行することにしました。
国際ロータリーの最優先事項はポリオ(小児麻痺)根絶です。
多くの方たちにポリオの現状とこれまでの活動を知って頂きたいと思い、
情報発信します。
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皆さん、こんにちは。
先日PBG(Pacific Basin Group)50周年記念式典に出席しました。
国際ロータリー第2750地区のメンバーであるグアム諸島の皆さんをお祝いするため、
日本から100名以上が出席しました。
空港に到着すると横断幕を持って出迎えて頂き、PBGの皆さんのおもてなしを感じました。
その後は歓迎BBQ大会でした。
ダンスショーを始め、日本から来たメンバーとPBGの
メンバーが交流し楽しめる時間もあり、グループ・フォー・ワンを体験することができました。
翌日は朝から現地のローターアクトも含め、みんなでビーチクリーンを楽しみました。
当日はそれほどゴミもなく、のんびりと海辺を歩いていると、
現地のメディアから取材を受けるメンバーもいました。
このような大規模なビーチクリーンは珍しいのか
後日現地の新聞で大きく取り上げられていました。
参加者全員で一つの目的に向かって行動することは、一体感が生まれます。
その夜の50周年記念式典も盛大に行われ、その状況をグアムに来られなかった日本のメンバーに
Zoomで伝えました。
こういうことができるのも、テクノロジーの進化のおかげに他なりません。
日頃は中々交流できないPBGの皆さんと交流することが
でき、彼らを同じ地区のメンバーとして感じられたのは、
いちばんの成果でした。
ポリオ根絶活動も同じなのではないかと帰りの飛行機の中で感じました。
国際ロータリーが始めたことですが、今やWHO、UNICEFCDC、
ビル&メリンダ・ゲイツ財団と一緒に世界ポリオ
根絶推進活動(GPEI)という団体で活動し、ポリオ根絶を進めています。
それぞれの団体が独立して動くのではなく、お互いを認め合い連携することで、
それぞれの力が増すのではないでしょうか。
ポリオ根絶はロータリーの活動というよりも、世界中が切望する課題になっています。
根絶まであと少しと言われてから10年以上経ちます。
本当にこれを最後にすべく、ラスト・ワン・インチに力を注いでいきましょう。
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〈ポリオクイズコーナー〉
これまでの活動や現状をクイズ形式で
お伝えするコーナーです。
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《問題》
世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)の主要パートナーは
それぞれ異なる役割を担っています。
では、国際ロータリーの役割は何でしょうか?
A. 戦略担当
B. リソース担当
C. アドボカシー担当
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《答え》
正解はC.アドボカシー担当です。
会員の持つ事業と専門職、ボランティアのネットワークを生かし、
ポリオの認識向上、募金、地域社会の動員、政府や民間への支援の働きかけ(アドボカシー)を
実施しています。
A.戦略担当はWHO、
B.リソース担当はビル&メリンダ・ゲイツ財団です。
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【ポリオ罹患者数】
2023年4月1日現在の野生株のポリオ罹患状況は
以下の通りです。
パキスタン 1名
アフガニスタン 0名
モザンピーク 0名
合 計 1名
先月パキスタンでポリオ罹患者が1名発症しました。
これは大変残念な報告ですが、何とかこの1名に抑えるべく、
引き続きサーベイランス(監視)とワクチン投与活動を継続していくことが大切です。
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【編集後記】
ポリオプラス通信を読んで頂きありがとうございます。
先日の土日に茅ヶ崎で「いちの市」というクラフトフェア
の出店の手伝いをしました。
初めて開催されるイベントにもかかわらず、主催者は100店舗で開催する予定でしたが、
実際に応募は300店舗以上あり、厳選された120店舗が出店しました。
天気が良かったことも幸いしたのか、近隣のみならず、たくさんの人出がありました。
私が手伝った辻堂ハウスのブースでは、子どもたちにマグネットストーンペイント、
小枝やドングリのストラップ、フレームアートという3種類のワークショップを提供しました。
初日から大盛況で、子どもたちが草花を近くの林で
取ってきて、夢中になってフレームの中に収めて作品を作ったり、
石やドングリに絵を描いている楽しそうな様子が印象的でした。
いちばん人気はブース前に作った釣りぼっくりでした。
大量の松ぼっくりを段ボールで作った池に入れ、毛糸の釣り糸に
松ぼっくりを絡めて釣り上げるというシンプルな遊びです。
子どもたちは何度かやっているとサクサク釣り上げるのですが、
お父さん、お母さんがやると考え過ぎて中々釣れません。
逆に親たちが夢中になって釣り上げると周りから拍手が起き、
その時の親たちの嬉しそうな顔は最高でした。
私たち大人は考え過ぎて素直に行動することが難しいことがあります。
逆に子どもたちの方がすぐに行動して、ぱっと成果を出したりします。
考えるよりも体験することが、どれだけリアルで大切かが伝わってきます。
「いちの市」を初めて主催したスタッフたちは、
出店者や訪れた人たちから何度も第2回目はいつやるのですかと
問われていました。
初めてで、大変な苦労があったかと思いますが、行動したからこその成果でした。
来場したお客様や、出店した方たちの為にも、主催者たちが嬉しい悲鳴をあげた今回から、
更に盤石な体制を敷いて次回のクラフトフェアを開催できればいいと思います。
ポリオ根絶活動も、考え過ぎず行動に起こすことが大切なのかもしれません。
今年1人の発症者が出ましたが、これを最後にすべく
一段とギアを上げて取り組んで行きましょう!
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最後に・・・
このメールマガジンが、ポリオ根絶を成し遂げる情報共有の場ともなるよう、
読者の皆さんとともに歩んでいきたいと思います。
ぜひ皆さんのご意見・ご感想をお聞かせください。
また、お知り合いの方たちへもこのメールマガジンをご紹介頂けたら幸いです。
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ポリオプラス通信 | 国際ロータリー第2750地区
Article of ポリオプラス通信. 国際ロータリー第2750地区 Rotary International District 2750
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