日本とカンボジアに大きな橋を繋げたい 東京成城新RC

東京都立松沢病院で不要となった車いす35台を修理し、カンボジアのリハビリ施設に寄贈しました。この取り組みは、東京成城新ロータリークラブの活動として実施され、修理費用約40万円を負担。パンクしたタイヤの交換などを施した上での寄贈です。

車椅子は単なる移動手段ではなく、自由と自立の象徴であり、カンボジアで生活する方々の日常を少しでも快適にし、新たな可能性を広げる一助となることを願って企画された国際奉仕活動です。

2月11日に首都プノンペンで行われた贈呈式には、植野篤志駐カンボジア日本大使やカンボジア政府の閣僚が出席され、支援への感謝のお言葉をいただきました。
カンボジアでは、長年の内戦による地雷被害に加え、事故や病気で車いすを必要とする人が多いにも関わらず、経済的事情から十分な供給ができていないのが現状です。こうした中、日本の病院で廃棄予定だった車いすを修理し、再活用する今回の支援は、多くの人々に希望をもたらすものとなったと思います。

日本は長年にわたりカンボジアの和平と経済発展を支援してきたが、官民連携による支援が今後の国際協力の鍵となります。今後、他のロータリークラブにもこうした活動が広がり、さらなる支援の輪が生まれることを期待します。

東京成城新ロータリークラブ 会長 大橋吉隆

日本の車いす カンボジアの障害者などのリハビリ施設に寄贈 | NHK | カンボジア

【NHK】日本で使われなくなった車いすが、カンボジアの障害がある人などのリハビリ施設に贈られることになり、11日、首都プノンペンで…