「DANCE FOR PEACE」ウクライナ出身バレリーナの滞在支援とワークショップ共催プロジェクト
東京中央新RC、中央大学RACとの3クラブ合同プロジェクトとして、ウクライナ出身バレリーナの滞在支援とワークショップ
共催プロジェクト「DANCE FOR PEACE」を実施しました。
ウクライナ・オデッサのバレエ団に所属するエリザベータ・サーヴィナさんはソリストとして世界ツアーで活躍中ですが、
ツアーの合間はウクライナ国外で自費滞在せざるをえず、バゲージ2つでヨーロッパの友人宅に居候する日々を過ごしております。
今回はエリザベータさんの親友である近藤雅代さん(キーウのバレエ学校を経てロシアのバレエ団に所属)が役員を務める
Mバレエカンパニーが日本に招待し、国内7カ所のバレエスクールにてワークショップを行うということで、
我々は「避難民支援」の観点から来日手続きや都内滞在支援を、
「青少年の未来を拓く」という奉仕テーマの観点から子どもたちへの無償ワークショップの企画をさせていただきました。
7月17日に空港にてエリザベータさんを出迎え、Mバレエカンパニーが主催するワークショップの西日本ツアーに送り出しました。
この西日本ツアーはテレビも含めたメディア取材を受けており、注目度の高さが伺えます。
西日本ツアーを終えた7月31日(日)に横浜市のAtelier Talentにて、我々が企画・調整した無償ワークショップを
小中学生15名を対象に開催しました。普段のレッスンとは異なる内容に子どもたちも最初は戸惑っていましたが、
エリザベータさんと近藤さんの熱心な指導に子どもたちも順応して真剣にレッスンに取り組んでいました。
講師二人の信念である「バレエの素晴らしさを伝えることにパスポートの色は関係ない🇯🇵🇺🇦🇷🇺」
という想いがとても伝わってきました。
短い時間ではありましたが、世界で活躍する現役ダンサーの指導を受けることができ、
子ども達にも大変貴重な経験になったと思います。
例会にて集めさせていただきました寄付金はクラブ経費と合わせてエリザベータさんに滞在支援金としてお渡し致しました。
また、Mバレエスクールと共同で作成しているスタッフTシャツは各バレエスクールからの購入希望があり、
販売することにいたしました(3,000円/着)。
売上の一部がエリザベータさんへの支援金となります。
まだ販売申込を受け付けていますので、よろしければご購入をご検討ください。
最後に、子どもたちへのお土産にマシュマロを提供いただいた小高会長、滞在のために自宅提供までしていただいた
東京中央新RCの井関国際奉仕委員長、資料作成などで活躍した中央大学RAC国際奉仕委員会メンバーに感謝申し上げます。
※TBSニュースサイトに取り上げられました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/106000?display=1
東京中央ロータリークラブ
国際奉仕委員会 委員長 新田 哲也
副委員長 吉澤 靖司
委員 山田 泉