【第1回 米山記念奨学セミナー 参加報告】
2025年7月16日、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターにて開催された「第1回 米山記念奨学セミナー」に、米山記念奨学委員会の一員として運営に携わりました。本セミナーは、米山記念奨学事業の目的・意義・運営に対する理解を深め、地区全体での事業推進に向けた連携を図ることを目的として実施されたものです。
冒頭、米山記念奨学委員会檜垣慎司委員長による開会挨拶に始まり、田中靖ガバナーからは米山事業の根幹をなす「人のつながり」「国際理解への貢献」への力強いメッセージをいただきました。
セミナーの中盤では、第2750地区米山学友会2023-24年度会長の陳天鵬パスト会長による講演「米山奨学生から米山学友として ~つながるご縁、広がる奉仕~」が行われ、奨学生時代の経験や、卒業後もロータリーとの縁が続いていることの喜び、そして自らが奉仕する側に立つ意識の変化について、心を打つお話が語られました。奨学生が活躍する明るい姿を見て米山記念奨学事業の本質的価値を、参加者一同が実感する時間となりました。
後半は、米山選考委員会・米山資金推進委員会・米山奨学・学友支援委員会の各委員長より、具体的な事業内容・年間スケジュールが報告され、クラブにおける実務の参考となる具体的な情報が共有されました。最後に質疑応答が行われ、セミナー内容や現場での課題、悩みに対する積極的な質問を数多くいただき、理解を深める場にもなりました。
本セミナーを通じ、米山奨学事業が単なる「奨学金支援」ではなく、「国際社会に貢献する人材の育成」であり、将来的にはロータリーの理解者・実践者として世界で活躍する“仲間”を育てるものであることが、改めて確認されました。
この誇るべき奉仕活動の価値を、より多くの会員に伝えるためにも、10月の「米山月間」における卓話実施、広報活動の展開、学友とのつながりの発信などをこれからも会員の皆さまに積極的に推進していきたいと考えております。
2750地区米山記念奨学委員会 副委員長
東京山の手ロータリークラブ
青栁浩

