2026年4月12日(日)、アルカディア市ケ谷にて、国際ロータリー第2750地区の「2026学年度第1回米山カウンセラーセミナーおよび米山記念奨学生オリエンテーション・懇親会」が開催されました。
新たに選ばれた米山記念奨学生及び継続奨学生と、彼らを支えるカウンセラー、世話クラブのロータリアンが一堂に会する非常に重要なスタート地点です。
第1回米山カウンセラーセミナー
福原亮選考委員の司会のもと、カウンセラーを対象としたセミナーが始まりました。
冒頭、檜垣慎司米山記念奨学委員長より開会挨拶があり、米山奨学事業の最大の特徴である「世話クラブ・カウンセラー制度」について改めて説明がなされました。奨学生に対する経済的支援にとどまらず、カウンセラーが生活面や将来のビジョンに寄り添う、心の通った支援の重要性が語られました。
続いて田中靖ガバナーからは、多様な価値観が交錯し不安定な国際情勢が続く今こそ、人と人をつなぐ米山事業の意義は大きく、その中心を担うカウンセラーの皆様の関わりが平和への鍵であるとの期待が寄せられました。
実務面では、太田智米山選考委員長より、事業の理念や歴史、例会出席・レポート提出といった義務、具体的な手続きについて詳細な説明がありました。また、昨今の社会情勢を鑑み、ハラスメント防止や個人情報の取り扱い、異文化間コミュニケーションにおける価値観の尊重など、危機管理に関する重要事項も共有されました。
最後に、武藤英正ガバナーエレクトより「問題は起こり得るものとして備えること」の重要性と、異国の地で不安を抱える留学生を温かく迎え入れる大切さについて講評をいただきました。

米山記念奨学生オリエンテーション
休憩を挟み、米山記念奨学生オリエンテーションが始まります。奨学生たちが入室してきました。カウンセラーと奨学生にとっての「初対面の場」です。
檜垣委員長からは、新たに採用された奨学生へ祝辞が述べられ、「本日よりロータリーファミリーの一員である」という自覚を持って有意義な期間を過ごしてほしいとのメッセージが送られました。田中ガバナーも、奨学生一人ひとりが選ばれた存在であることに誇りを持ち、自ら積極的にクラブやカウンセラーと関わることで、深い信頼関係を築いてほしいと呼びかけました。
続いて太田選考委員長より、例会出席やレポート提出などの義務について説明がありました。さらに、山本明志奨学・学友委員長より年間行事が、万東晟次年度学友会会長より学友会の組織について説明と7月26日の「設立10周年記念式典」への案内があり、カウンセラーと奨学生が共に参加して絆を深めてほしいとの働きかけがありました。
奨学生たちは配布された「米山奨学生バッジ」を胸に付け、国際理解の「架け橋」としての第一歩を踏み出しました。

懇親会
オリエンテーション終了後は、武藤ガバナーエレクトの挨拶と、山田和之ガバナーノミニー・デジグネイトの発声による乾杯で懇親会が華やかにスタートしました。
本懇親会は、カウンセラーと奨学生が初めてじっくりと言葉を交わす場です。会場の各所では早速名刺交換や談笑が始まり、笑顔あふれる交流が広がりました。中盤には、奨学生全員による「30秒自己紹介」が行われました。限られた時間の中で、自身の専門分野や将来の夢、趣味などを熱意を込めて語る姿は非常に印象的で、奨学生たちの志の高さに多くのロータリアンが感銘を受けていました。
終盤には、石川和子ガバナーノミニーより、この交流こそが国際理解と平和への礎となることへの期待が述べられ、最後に粕谷啓之副委員長の挨拶により、式典は盛況のうちに幕を閉じました。
米山記念奨学委員会副委員長 青栁浩
所属 東京山の手ロータリークラブ
