Polio Eradication News==============
ポリオプラス通信 ~ポリオのない世界へ
第40号 2023.10.15
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国際ロータリー第2750地区ロータリー財団委員会に
所属するポリオプラス委員会の新たな試みとして、
毎月15日にメールマガジンを発行することにしました。
国際ロータリーの最優先事項はポリオ(小児麻痺)
根絶です。
多くの方たちにポリオの現状とこれまでの活動を知って
頂きたく、情報発信します。
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皆さん、こんにちは。
10月24日は世界ポリオデーです。
世界各地でポリオ根絶イベントが開催されます。
第2750地区(東京・グアム諸島)では、10月29日に
開催します。
具体的には、丸の内仲通りから銀座の泰明小学校まで
ウォークラリー(END POLIO NOWの赤いTシャツを
着て、ポリオ根絶を意図して歩く)をします。
前日新潟を出発し、東京までロードバイクで約300kmを
1日で日本横断する宮崎ガバナーをゴールの泰明小学校で
出迎えます。
過酷なチャレンジをする宮崎ガバナーがどんな言葉を
発するのか、今から楽しみです。
各地区でも、それぞれ多くのイベントが開催されます。
こちらはロータリーメンバーでなくても参加ができます。
ぜひ皆さまの地域のロータリークラブのホームページを
覗いてみてください。
そして、東京近郊にいらっしゃる方は一緒にウォーク
ラリーを楽しみましょう!
詳細はこちらをご覧ください。
日時 10月29日(日)12:30集合
場所 東京駅前行幸通り(風船が目印です)
内容 丸の内仲通りを泰明小学校までウォークラリー
します。その後宮崎ガバナーを泰明小学校で
お迎えし、トークショーを開催します。
さて、世界ポリオデーの意義とは何でしょうか?
それはポリオがまだ根絶されていないことを多くの
人たちに知ってもらう機会なのです。
私たちロータリアンが楽しくイベントに参加することで、
ポリオがまだ根絶されていないということを多くの
人たちに伝えられます。
日本では1980年以降野生株のポリオ患者は出ていませんが、
ワクチン経由でポリオに罹患した人たちが沢山います。
私たちロータリアンは野生株のポリオ根絶を目指して
いますが、本当の意味での根絶はポリオに罹患した
人たちがこの世界からいなくなった時とも言えます。
そんな想いを込めて、世界ポリオデーを開催したいと
思います。
今年のポリオ罹患者は残念ながら1人増えて8名となり
ました。このまま罹患者を増やさず、来年こそゼロを
目指していきましょう。
ポリオ根絶まで本当にあと1インチです。
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【ポリオ・プラス・ソサエティ(PPS)の募集】
第2750地区は今年度からポリオ・プラス・ソサエティ
(PPS)を創設し、メンバーの募集を始めました。
こちらは毎年100ドルの寄付を約束して頂いて
登録された方には、登録証とソサエティメンバーの
ピンバッチを渡します。
世界ポリオデーに宮崎ガバナーが新潟から東京まで
300km走るチャレンジをすることにちなみ300名の
登録を目指しています。
ぜひ、チャレンジ成功した時には、ポリオプラス・
ソサエティに登録をお願いします。
登録希望者はGoogleフォームに記入して頂き、申し込み
をしてください。自クラブ事務局で入力も可能です。
ポリオプラス・ソサエティ参加申込フォーム
第2750地区ポリオプラス委員長 殿
・私はここに、ロータリー財団のポリオプラス基金に毎年、年間100米ドルあるいは100米ドル以上寄付することを約束します。
・私は…
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〈ポリオクイズコーナー〉
これまでの活動や現状をクイズ形式で
お伝えするコーナーです。
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《問題》
10月24日は世界ポリオデーですが、これはある人の
誕生日を記念して始まったと言われています。
では、その人は以下の誰でしょうか?
A .アルバート・サビン博士
B. ポール・ハリス
C. ジョナス・ソーク博士
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《答え》
正解はC.ジョナス・ソーク博士です。彼の誕生日を
記念して設立されました(しかし誕生日が違うという
説もあります)。
A.アルバート・サビン博士は経口ポリオワクチンを
開発しました。
B.ポール・ハリスはロータリーの創設者です。
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【ポリオ罹患者数】
2023年10月3日現在の野生株のポリオ罹患者状況は
以下の通りです。
パキスタン 2名
アフガニスタン 6名
モザンピーク 0名
合 計 8名
最新情報によると、アフガニスタンで1名増加しました。
アフガニスタンでの罹患者が止まりません。何とか
ポリオワクチン接種率を上げ、継続してサーベイランス
(監視)を行い、これ以上の罹患者を出さないことが
大切です。
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【編集後記】
ポリオプラス通信を読んで頂きありがとうございます。
この2ヶ月ほどポリオプラス通信を書くのが難しいと
感じていました。
書いてはいるのですが、自分の書きたいことが書けて
いないのではないかと迷いがあったのです。
いい文章を書きたい。
読んでいる人たちにポリオ根絶への想いを伝えたい。
そう考えると益々これでいいのかと迷いがでます。
しかし、なぜポリオプラス通信を書こうと思ったのか
という根本に戻ってみると、ポリオ根絶のことを
ロータリーだけではなく、もっと沢山の人たちに
知ってもらいたい、自分の中にある日々の体験や
可能性を分かち合いたい。
そうすることで、読んでいる人たちをエンロールし、
力づけたいと思いこのポリオプラス通信を始めたことを
思い出しました。
ハチドリのひとしずくのように、今自分にできることを
コツコツとやっていく。
そういう積み重ねがやがて大きなうねりになると信じて。
このメルマガが、バタフライエフェクトとなって、
違う場所で大きなムーブメントを起こすかもしれません。
大切なことは、いい文章を書くことでも、賞賛されること
でもなく、自らをオープンに分かち合うことだと
気づいたら、肩の力が抜けました。
これからも、日々の体験を分かち合い、歓びを表現して
いきたいと思います。
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最後に・・・
このメールマガジンが、ポリオ根絶を成し遂げる情報共有の
場ともなるよう、読者の皆さんとともに歩んでいきたいと
思います。
ぜひ皆さんのご意見・ご感想をお聞かせください。
また、お知り合いの方たちへもこのメールマガジンをご紹介
頂けたら幸いです。
アーカイブはこちらからご覧ください。
ポリオプラス通信 | 国際ロータリー第2750地区
Article of ポリオプラス通信. 国際ロータリー第2750地区 Rotary International District 2750
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発行責任者 柳 邦明
国際ロータリー 第2750地区 ロータリー財団
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