ポリオ根絶に向けた最新情報をお届けしますので、そちらを例会等周りの方たちに情報共有して頂ければと思います。
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2021/01/15発行メールマガジン
Polio Eradication News===============
ポリオプラス通信 ~ポリオのない世界へ
第7号 2021.1.15
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国際ロータリー第2750地区ロータリー財団委員会・
ポリオプラス委員会の新たな試みとして、
毎月15日にメールマガジンを発行することにしました。
国際ロータリーの最優先事項はポリオ(小児麻痺)
根絶です。
多くの方たちにポリオの現状とこれまでの活動を知って
頂きたいと思い、情報発信します。
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謹賀新年
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、2020年がコロナ禍で始まった年とするなら、
2021年はさらに混乱と混沌の年になるのではないかと
感じています。
そんな時に出会ったのが
「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」
という言葉です。
その意味は、それぞれ一隅を照らす人材がいる。
これこそ国の宝だと。
一つのことを何十年と継続していけば、必ずものになる。
その立場立場においてなくてはならぬ人になる。
これが大切なのだと説いたのです。ポリオ根絶という前人未到の快挙を行うには、
私たちロータリアンやポリオ根絶に関わる人たちが、
それぞれ一隅を照らすことにより、
「時まさに至るのだ」と思います。
昨年ナイジェリアがポリオ根絶宣言をしましたので、
ポリオ常在国はアフガニスタン・パキスタンの2カ国
となりました。
しかし、ポリオ根絶への道のりは決して楽ではありません。
これについては、ポリオプラス通信第3号の編集後記
に書きましたので、こちらも合わせてご覧ください。
https://rid2750.org/news/
大切なことは、私たち一人一人がポリオ根絶になくては
ならぬ人となるよう活動を続けることだと思っています。
もう一つ出会った文を引用します。
作家で詩人の高見順氏が、晩年に食道がんを患い
自宅で寝ているときに、ふと窓の外を見ると激しい
風雨の中新聞を配達している少年を見たそうです。
その姿に胸を揺さぶられ、一編の詩を書きました。
“なにかをおれも配達しているつもりで
今日まで生きていたのだが
人びとの心になにかを配達するのが
おれの仕事なのだが
この少年のようにひたむきに
おれはなにを配達しているだろうか“
ひたむきな新聞配達の少年の姿が晩年の作家魂に
光を灯したのです。
この文章はポリオ根絶の在り方そのものにも通じる
ものだと感じました。
いくら声高にポリオ根絶を唱えていても、周りの
人たちの心に光が灯されなければ伝播していきません。
心に光を灯すのは、何も奇を衒った行動をする
必要はありません。
「人の心に光を灯す」
それは自分の心の光を掲げることでもあります。
ポリオ根絶を宣言すると同時に、
ひたむきに活動する自分でありたいと思います。
そして読者の皆さんと共に取り組めることに
感謝しています。
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〈ポリオクイズコーナー〉
これまでの活動や現状をクイズ形式で
お伝えするコーナーです。
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《問題》
世界ポリオデーの日にちは、ポリオワクチンを世界で
初めて開発したジョナス・ソーク博士の誕生日です。
その日にちはいつでしょうか?
A. 2月23日
B. 10月20日
C. 10月24日
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《答え》
正解はC. 10月24日です。
ちなみに2月23日は世界初のロータリークラブが
シカゴで設立された日。
10月20日は日本初の東京ロータリークラブの
設立総会の日です。
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【ポリオ罹患者数】
2020年12月31日現在
野生株のポリオ罹患状況は以下の通りです。
パキスタン 84名
アフガニスタン 56名
合 計 140名
前年同時期では合計137名でした。
パキスタンが111→84名へ減少していますが、
アフガニスタンは26→56名へ増加しています。
最終的にどのような数字になるか注目しています。
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【編集後記】
気候変動からも目が離せません。
日本では昨年台風の猛威にさらされ、
世界に目を向けると、山火事や旱ばつなど
地球温暖化に拍車がかかっています。
乱入するという異例の事態が起こりました。この二つの事件は全く別のように見えますが、
根底に流れているものはそれぞれの分断から引き起きた
ことのように思われます。
気候変動に関して、環境優先か経済優先かという議論を
旧世代の政治家や専門家たちが延々としている中、
実際に動き出す若い世代が現れています。
地球温暖化は起きていないと主張しお互いに歩み寄りの
ないまま分断しています。またアメリカでは、大統領選挙を挟んで、
赤(共和党)か青(民主党)に色分けされ、
大きな溝をつくっています。
どちらも自分たちの主張が正しい、他方はフェイクだと
言ってお互いを否定しています。
たとえ自分と考え方が違っていたとしても、
相手のことを受け入れ許容した時に初めて融和が
生まれる余地ができるのではないでしょうか。
自己の正当化を相手に押し付ける必要もありません。
これが多様性(ダイバーシティ)なのだと考えます。
体験したいと思っています。===========================
最後に・・・
このメールマガジンが、ポリオ根絶を成し遂げる
情報共有の場ともなるよう、読者の皆さんとともに
歩んでいきたいと思います。
ぜひ皆さんのご意見・ご感想をお聞かせください。
また、お知り合いの方たちへもこのメールマガジンを
ご紹介ください。
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○メールマガジン「ポリオプラス通信~ポリオのない世界へ」
発行責任者 柳 邦明
国際ロータリー 第2750地区 ロータリー財団
ポリオプラス委員会
polioplus2750@gmail.com
アドレス変更・解除は
https://www.mag2.com/m/
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