ポリオ根絶に向けた最新情報をお届けしますので、そちらを例会等周りの方たちに情報共有して頂ければと思います。
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2021/08/15発行メールマガジン
Polio Eradication News===============
ポリオプラス通信 ~ポリオのない世界へ
第14号 2021.8.15
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国際ロータリー第2750地区ロータリー財団委員会に
所属するポリオプラス委員会の新たな試みとして、
毎月15日にメールマガジンを発行することにしました。
国際ロータリーの最優先事項はポリオ(小児麻痺)
根絶です。
多くの方たちにポリオの現状とこれまでの活動を
知って頂きたいと思い、情報発信します。
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皆さんこんにちは!
オリンピックも終わり、元の生活が戻って来ました。
賛否両論あった五輪開催でしたが、選手たちが力を
尽くす姿に感動しました。
今回のオリンピックでは、国を背負ってプレッシャーで
苦しむ選手というよりは、プレッシャーをあまり感じず
楽しく競技している選手たちが多かったように感じました。
特に新種目のスケートボード女子パークで技をきめる
選手たちは、失敗する不安や恐怖で萎縮するのではなく、
技にチャレンジする歓びが画面から伝わってきます。
最後の滑走まで、1・2・3位は日本人選手でした。
金銀を取った選手たちの滑走が終わり、最後に3位の
選手の滑走です。
途中までは技が完璧に決まっていましたが、最後の技で
失敗しました。
解説者はあそこで技を出さなくても、銅メダルだったと
悔しそうにしていましたが、当の本人は満足げにしています。
他の選手たちがいるところに戻ると、みんなが笑顔で、
互いに抱き合ってチャレンジしたことを祝福し、讃え
合っている姿を見た時、ああ彼女たちが欲しかったのは
メダルだけではなく、自分がやりたい演技を魅せること
だったのだと伝わってきました。
大会だから順位はあるけれど、チャレンジして成功したら
みんなで讃え合い、たとえ失敗しても、
チャレンジしたことをみんなで讃え合う。
スケートが大好きで、みんなで技を研きあってここまで
来たことが画面から伝わってきて、五輪の醍醐味は
順位だけではないと改めて気づきました。
10代の選手たちには国境はなく、ただ仲間として
みんなで楽しんでいる。
そこに国を超えた新しい可能性を感じずにはいられません。
さて、ポリオ根絶へ目を向けてみると、8月になっても
今年のポリオ感染者はパキスタン、アフガニスタンで
各1名の合計2名です。
コロナ禍において衛生面で気をつけていることが、
結果的にポリオ感染者数の大幅な減少に繋がっています。
未曾有のコロナ禍に翻弄されていますが、これを
チャンスと捉えてポリオ根絶を成し遂げたいと思って
いるのは、私だけではないと思います。
あと少し、皆さんの力を結集していきましょう。
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〈ポリオクイズコーナー〉
これまでの活動や現状をクイズ形式で
お伝えするコーナーです。
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《問題》
人類がウィルス感染症で根絶したのは2つしかありません。
一つは牛疫ですが、もう一つは何でしょうか?
A. コレラ
B. 天然痘
C. マラリア
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《答え》
正解はB.天然痘です。天然痘根絶のため、ワクチン接種
を徹底的に行い、人類史上初のウィルス感染症を根絶
しました。ポリオ根絶が間近ですが、3例目をぜひ2020
年代前半に成し遂げるべく行動していきましょう。
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【ポリオ罹患者数】
2021年8月3日現在
野生株のポリオ罹患状況は以下の通りです。
パキスタン 1名
アフガニスタン 1名
合 計 2名
前年同時期では合計94名でした。
8月も増えずに現状維持です。
引き続き2名のまま推移することを心から願っています。
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【編集後記】
ポリオプラス通信を読んで頂きありがとうございます。
オリンピックで盛り上がっていた一方で、東京では
7月12日から緊急事態宣言が発令されたにも拘わらず、
8月5日には1日のコロナ感染者数が5042人になりました。
ここがピークとは考えられず、五輪閉幕後の2週間の
感染者数に注目です。
人が動けば、感染リスクが高まるコロナ禍において、
医療と経済活動のバランスをどう取るかは難しい問題です。
アフリカやパキスタンなど新興国においては、
ポリオワクチンを投与しているインフラを利用して、
コロナ感染者へのきめ細かい対応をしているようです。
https://www.endpolio.org/ja/
日頃のポリオ根絶へのネットワークが活かされている
ことは、WHO、各国の保健従事者の方たちの尽力の
おかげです。
このネットワークを使ってコロナもポリオも根絶して
いきたいものです。
一方で日本に目を戻すと、コロナ治療薬が明確に開発
されていない中、ワクチン接種することしか感染を
抑える術がありません。
ワクチンを接種していても、再感染するブレークスルー
感染もあることから、予断を許さない状況にあります。
もう一度原点に戻り、不要不急の外出を避けるのが
コロナウィルス対策として有効だと言われています。
自粛に限界を感じている人たち、特に飲食店は大変かと
思いますが、経済を立て直すため、人流を少なくする
努力が求められます。
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最後に・・・
このメールマガジンが、ポリオ根絶を成し遂げる情報共有
の場ともなるよう、読者の皆さんとともに歩んでいきたい
と思います。
ぜひ皆さんのご意見・ご感想をお聞かせください。
また、お知り合いの方たちへもこのメールマガジンを
ご紹介ください。
アーカイブはこちらからご覧ください。
https://rid2750.org/news/
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○メールマガジン「ポリオプラス通信~ポリオのない世界へ」
発行責任者 柳 邦明
国際ロータリー 第2750地区 ロータリー財団
ポリオプラス委員会
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アドレス変更・解除は
https://www.mag2.com/m/
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